EFOツールの比較記事は数多くありますが、紹介されているツールの多くは料金が「要問い合わせ」や「相場」で、そもそも自社のフォームに入れられるのかも書かれていないことが少なくありません。

この記事では、EFOツールのおすすめ8製品を「既存フォームにタグを貼る型」と「フォームを作り直す型」に分け、公式サイトに書かれている料金・最低契約期間・無料プラン・カートへの対応で比較します。 あわせて、ECのカートでタグが入らないケース、EFOツールを入れなくてよいケース、導入後の効果の測り方までを整理します。入力フォームやLPの離脱に悩んでいるEC・D2Cブランドのマーケ担当の方、初めてEFOツールを選ぶ方を想定しています。

結論サマリー

  • まず「タグ型」か「フォーム作成型」かを決める: 今のフォームを残して入力を助けるならタグ型(GORILLA EFO・Gyro-n EFO など)、フォームごと作り直すならフォーム作成型(formrun など)です
  • 月額は9,800円から5万円台まで幅がある: 公式サイトで料金を公開しているタグ型は、GORILLA EFO 月9,800円、Gyro-n EFO 月15,000円〜(税別)、EFO CUBE 月50,000円、エフトラEFO 月55,000円〜(税込)。多くは最低契約期間が6ヶ月です
  • 無料で試せるのは一部だけ: SiTest のフリープラン(月間3,000PV・1ドメイン)と Gyro-n EFO の1ヶ月トライアルは、費用をかけずに効果を確かめられます
  • ECのカートにはタグを入れられないことがある: Gyro-n EFO はカラーミーショップなどのASPカートを「導入できない環境」としており、Shopify の購入手続き画面は任意のタグを貼れない仕組みになっています。導入前にカートとの相性を確認するのが最優先です
  • EFOで防げない離脱もある: 入力の手間と関係なく離れた人は、フォームを改善しても戻りません。離脱した後に呼び戻す手段は別に用意します

EFOツールとは?タグ型とフォーム作成型の2種類

EFO(Entry Form Optimization:入力フォーム最適化)ツールは、入力フォームの使いにくさを減らし、入力の途中でつまずいて離れる人を減らすためのツールです。住所の自動入力、ふりがなの自動入力、入力ミスのリアルタイム表示、全角・半角の自動変換といった機能が代表的です。

比較記事では同じ「EFOツール」としてまとめて紹介されがちですが、導入のしかたは大きく2つに分かれます。ここを最初に決めておくと、比較する候補が半分に絞れます。

種類導入のしかた向いているケース代表的なツール
タグ型今あるフォームのページにJavaScriptのタグを貼り、入力支援の機能を後から足すフォームはすでにあり、作り直したくない。カートや基幹システムとつながったフォームを使っているGORILLA EFO、Gyro-n EFO、SiTest、EFO CUBE、エフトラEFO、EFOcats、フォームアシスト
フォーム作成型ツールの管理画面でフォームを作り、サイトに埋め込むかリンクで案内する問い合わせ・資料請求・申し込みなど、フォームを新しく作る・作り直すformrun など

タグ型は「フォームの作りを変えずに済む」のが利点ですが、タグを貼れない画面には入れられません。フォーム作成型はフォームそのものを置き換えるため、入力支援が最初から組み込まれている反面、カートの購入手続き画面のようにシステムと一体になったフォームの代わりにはなりません。

このほか、チャットの会話形式で入力を進めるフォームに置き換える「チャット型」のツールもあります。この記事では、公式サイトで料金や機能を確認できたタグ型7製品とフォーム作成型1製品を取り上げます。

EFOツールと、離脱した人を後から呼び戻す仕組みとの違いは、EFOツールとフォーム離脱リカバリーの違いで詳しく解説しています。

EFOツールの選び方:5つの確認ポイント

手帳に導入の検討項目を書き出している手元とノートパソコン

EFOツールの入力支援の機能は、どの製品も住所・ふりがなの自動入力やリアルタイムのエラー表示など、基本的なところは共通しています。機能の数よりも、次の5点で差がつきます。

1. 自社のフォームにタグを入れられるか

もっとも見落とされやすいのがこの点です。自社でHTMLを編集できるフォームなら問題ありませんが、ECのカートやモールの購入手続き画面は、事業者が自由にタグを貼れないことがあります。Gyro-n EFO は公式サイトで、カラーミーショップなどのASPカート型サービスや楽天市場などのモール型サービスを「導入できない環境」として挙げています。一方で EFO CUBE や EFOcats は、カラーミーショップなど特定のカートとの連携を公式サイトに載せています。同じカートでも、ツールによって入れられるかどうかが違うため、候補を絞る前に確認してください。

2. 料金の課金単位

月額料金の決まり方はツールごとに違います。GORILLA EFO と EFO CUBE は「5フォームまで」のようにフォーム数、Gyro-n EFO は月間のユーザー数(UU数)、EFOcats はドメイン数、SiTest はPV数とドメイン数に応じて料金が変わります。フォームの数が多いサイトはフォーム数課金、アクセスが多いサイトはUU数・PV数課金で費用が増えやすくなります。

3. 最低契約期間

タグ型のEFOツールは、最低契約期間が6ヶ月以上のものが多くあります。効果が出なかった場合でも期間中は費用がかかるため、無料プランやトライアルで先に効果を確かめるか、契約期間を前提に予算を組む必要があります。

4. 分析とA/Bテストができるか

EFOは入れて終わりではなく、どの項目で離脱が多いかを見ながら設定を直していく施策です。項目ごとの離脱率やエラー数のレポートがあるか、EFOあり・なしを比べるA/Bテストができるかを確認しましょう。A/Bテストがあると、導入の効果を自社の数字で説明できます。

5. 設定を自社でやるか、任せるか

管理画面で自分たちで設定するツールと、初期設定や設定変更をベンダーが代行するツールがあります。エフトラEFO は初期設定代行・設定変更代行を有料のオプションとして公式サイトに載せています。社内に担当者の時間がない場合は、代行の有無と費用も比較に入れてください。

EFOツールおすすめ8選の比較表

EFOツール8製品の料金と契約条件を、公式サイトの記載どおりに並べました。2026年9月17日時点の各社公式サイトの記載で、税込・税抜の区別も公式の表記に合わせています。公式サイトで確認できなかった項目は「確認できず」としています。順位は付けていません。

ツール種類初期費用月額(公式記載)課金単位最低契約期間無料で試す方法
GORILLA EFOタグ型30,000円9,800円1アカウント5フォームまで(6フォーム目から2フォームごとに月5,000円)6ヶ月〜確認できず
Gyro-n EFOタグ型2フォームまで無料(3フォーム目から1フォーム10,000円)15,000円〜(税別)月間UU数6ヶ月以上1ヶ月の無料トライアル(PC・スマホ各1フォーム)
SiTestタグ型(サイト分析ツールの機能)確認できずフリープラン0円/有料プランは個別見積りPV数・ドメイン数有料プランは原則12ヶ月フリープラン(月間3,000PV・1ドメイン、EFOを含む全機能)
EFO CUBEタグ型0円50,000円(5フォーム)フォーム数(6フォーム目から1フォーム月10,000円)+セッション数の従量6ヶ月確認できず
エフトラEFOタグ型初期設定代行 33,000円(税込)〜/フォーム55,000円(税込)〜確認できず6ヶ月〜確認できず
EFOcatsタグ型(ステップ型に変換)30万円(スマホのみ)/40万円(スマホ・PC)※税別3万円(スマホのみ)/5万円(スマホ・PC)※税別ドメイン数(フォーム追加で追加費用)確認できず導入月の月額が無料
フォームアシストタグ型確認できず確認できず確認できず確認できず確認できず
formrunフォーム作成型0円FREE 0円/BEGINNER 2,980円〜/STARTER 12,980円〜(税抜・年間契約時)フォーム数・回答数・メンバー数1ヶ月ごとの自動更新(単月契約時)FREEプラン(期間制限なし)、有料プランの14日間無料トライアル

※GORILLA EFO・EFO CUBE は、公式サイトの料金表示に税込・税抜の記載がありません。

機能と導入の条件も、公式サイトで確認できた範囲で並べます。

ツール主な入力支援(公式記載)分析・A/Bテストカートへの対応(公式記載)離脱時の機能
GORILLA EFOスマホのキーボード自動切り替え、ふりがな・住所の自動入力、メールアドレスの候補表示項目別の分析レポート、ポップアップ画像のA/Bテスト確認できず離脱時の確認ダイアログ
Gyro-n EFOリアルタイムのエラー表示、住所の自動補完、ふりがなの自動入力離脱・エラーの多い項目のランキング、A/BテストASPカート型・モール型は「導入できない環境」離脱時の確認メッセージ
SiTestリアルタイムのエラー表示、全角・半角の自動変換、ふりがなの自動入力、住所入力の補助項目ごとの入力開始率・完了率・中断率。ヒートマップ・A/Bテストはツール全体の機能ASPカートのフォームにも実装可能(対応カートは問い合わせ)確認できず
EFO CUBE26個の入力補助機能(ふりがな・住所の入力補助、リアルタイムのアラートなど)未入力離脱・入力途中離脱・入力完了離脱の分析、項目単位の分析カラーミーショップなど、複数のカートとの連携を掲載確認できず
エフトラEFO住所・ふりがなの自動入力、スマホのキーボード変換、メールアドレスの候補表示項目別レポート、入力支援あり・なしの自動効果比較確認できず離脱時のブロック
EFOcats11種類の入力支援(プログレスバー、住所・ふりがなの自動入力など)項目別・デバイス別レポート、離脱ポイントの検出futureshop、ショップサーブ、カラーミーショップ離脱時のブロック
フォームアシスト住所の自動入力、リアルタイムのエラー表示など専任コンサルタントによる分析、A/Bテスト確認できず確認できず
formrun入力ミスを防ぐEFO機能(フォーム作成時に設定)確認できずShopifyのストアにフォームを埋め込み可能(有料プラン)ページ離脱時のアラート(STARTER・PROFESSIONAL)

EFOツール8製品の特徴と向いているケース

低価格で始めたいなら:GORILLA EFO・Gyro-n EFO

GORILLA EFO は、月額9,800円(1アカウント5フォームまで)と、今回取り上げたタグ型の中で公式に公開されている月額が最も低いツールです。初期費用30,000円と最低契約期間6ヶ月を合わせると、最初の半年で88,800円が目安です(公式サイトに税込・税抜の記載なし)。スマホのキーボード自動切り替えやメールアドレスの候補表示など、基本的な入力支援は揃っています。離脱時の確認ダイアログや、戻るボタンで簡易フォームを出す機能もあります。一方で、公式サイトでは無料トライアルや対応カートの記載を確認できませんでした。

Gyro-n EFO は、月額15,000円〜(税別)で、料金は月間のユーザー数(UU数)で決まります。1ヶ月の無料トライアル(PC・スマホ各1フォーム)があり、トライアル後に自動で課金されないと公式サイトに明記されているため、効果を確かめてから契約を判断できます。離脱の多い項目のランキングやEFOあり・なしのA/Bテストなど、効果を数字で確かめる機能もあります。注意点は、ASPカート型(カラーミーショップなど)やモール型(楽天市場など)を「導入できない環境」としていることと、利用期間が6ヶ月以上であることです。

サイト分析とまとめて使うなら:SiTest

SiTest は、ヒートマップやA/Bテストなどを備えたサイト分析ツールで、EFOはその機能の1つです。月額0円のフリープラン(月間3,000PV・1ドメイン、期間制限なし)でもEFOを含む全機能を使えると公式サイトに書かれており、今回の8製品の中では最も気軽に試せます。項目ごとの入力開始率・中断率・完了率を表で確認でき、ASPカートのフォームにも実装可能としています(対応カートは要問い合わせ)。一方、フリープランの3,000PVは小規模なサイト向けの枠で、有料プランはPV数・ドメイン数に応じた個別見積り、最低利用期間は原則12ヶ月です。

カート連携や分析を重視するなら:EFO CUBE・エフトラEFO

EFO CUBE は、月額50,000円(5フォーム)で初期費用は0円です。26個の入力補助機能と、「未入力離脱」「入力途中離脱」「入力完了離脱」に分けた離脱分析が特徴で、カラーミーショップなど複数のカートとの連携を公式サイトに載せています。ECのカートで使える前提で比較したい場合の候補です。フォームの月間セッション数が一定を超えると従量課金が加わる点と、最低契約期間6ヶ月には注意してください。

エフトラEFO は、月額55,000円(税込)〜です。項目別の入力数・エラー数・離脱率のレポートに加え、入力支援あり・なしで成績を比べる自動効果比較の機能があります。初期設定代行(1フォーム33,000円〜・税込)や設定変更代行のオプションがあり、設定を任せたい場合に向いています。公式サイトでは無料トライアルと対応カートの記載を確認できませんでした。

スマホのフォームを作り変えるなら:EFOcats

EFOcats は、タグを1つ入れるだけで、今のフォームを項目ごとに順番に進む「ステップ型フォーム」に変えるツールです。プログレスバーなど11種類の入力支援と、デバイス別のレポートがあります。料金はドメイン単位で、スマホのみの最適化が初期30万円+月額3万円、スマホ・PCの最適化が初期40万円+月額5万円(いずれも税別)と、初期費用は料金を公開している製品の中で最も高い水準です。一方、futureshop・ショップサーブ・カラーミーショップ向けの提携プランがあり、たとえば futureshop 向けは初期20,000円+月額15,000円(税別・年間契約)と、カート向けは費用が大きく下がります。

実装や改善まで任せたいなら:フォームアシスト

フォームアシスト は、タグの設置以外の機能の実装をベンダー側で行い、専任のコンサルタントが改善事例をもとに分析する、運用支援型のEFOツールです。A/Bテストの機能もあります。公式サイトには料金・無料トライアル・最低契約期間の記載がなく、見積もりの取得が前提になります。

フォームを作り直すなら:formrun(フォーム作成型)

formrun は、ノーコードでフォームを作るツールで、入力ミスを防ぐEFO機能を備えています。FREEプラン(1フォーム・月30回答まで、期間制限なし)から始められ、有料プランは BEGINNER 月2,980円〜(税抜・年間契約時)です。問い合わせ・資料請求・予約など、これからフォームを作る、または今のフォームを作り直す場合に向いています。

閉じる・戻る・再読み込みの操作をした時に警告を出す「ページ離脱時のアラート」は、STARTER・PROFESSIONAL プランの機能です。Shopify のストアにもフォームを埋め込めますが、これは問い合わせなどのフォームを置く機能で、Shopify の購入手続き画面を置き換えるものではありません。

ECサイトの購入手続き画面に入れる前の注意

段ボール箱に囲まれてノートパソコンとタブレットで注文を管理している女性

EC・D2Cブランドで一番離脱が気になるのは、カートから購入完了までの手続き画面です。ところが、この画面はカートやモールの管理下にあり、EFOツールのタグを自由に貼れないことがあります。

ASPカート・モール:ツールごとに対応が分かれる

前述のとおり、Gyro-n EFO はカラーミーショップなどのASPカート型や楽天市場などのモール型を「導入できない環境」としています。一方で、EFO CUBE と EFOcats はカラーミーショップとの連携を公式サイトに載せており、SiTest も「ASPカートのフォームにも実装が可能」としています。「カート名+ツール名」で公式の対応状況を確認し、載っていなければ導入前に問い合わせるのが確実です。

Shopify:購入手続き画面には任意のタグを貼れない

Shopify では、購入手続き画面(情報入力・配送・支払い)を自由に編集できた checkout.liquid がすでに使えなくなっています。Shopify の開発者向けドキュメントによると、購入手続き画面を拡張できるのは、Shopify が用意した UI拡張・Functions・Web pixel・決済拡張の枠組みに限られます。UI拡張はページとは切り離された環境で動き、購入手続き画面の HTML にはアクセスできません。また、サンクスページと注文状況ページに残っていたスクリプトタグも、Shopify Plus は2025年8月28日、それ以外のプランは2026年8月26日に廃止されています。

そのため、既存フォームにタグを貼って動くタグ型EFOツールは、Shopify の購入手続き画面には入れられません。Shopify でEFOツールを使えるのは、問い合わせや会員登録など、ストア側で用意したフォームが中心になります。Shopify のチェックアウトの入力を標準の設定で減らす方法(連絡方法・項目設定・住所の自動入力・Shop Pay)は、Shopifyのカゴ落ち対策で整理しています。

EFOツールを入れなくてよいケース

EFOツールは、どのフォームにも必要なものではありません。次のような場合は、先に別の手を打つ方が費用対効果が高くなります。

  • フォームへのアクセスが少ない: 月に数十件しか入力が始まらないフォームでは、改善しても増える件数がわずかで、月額と最低契約期間の費用を回収しにくくなります。まずは広告やページの改善で入力を始める人を増やします
  • 項目が少ない、または見直しで減らせる: 名前とメールアドレスだけのような短いフォームなら、入力支援で減らせる手間はほとんどありません。不要な項目を削る、任意項目を後回しにするといった見直しは、ツールなしでできます
  • カートの購入手続き画面にタグを入れられない: 前の章のとおり、タグ型ツールは入れられません。カートの標準機能や決済手段の見直しで入力を減らします
  • 離脱の場所がわかっていない: どの画面・どの項目で離脱しているかを計測していない段階では、ツールを入れても効果を判断できません。先に計測から始めます

入力フォームの離脱率の目安と、GA4 での計測方法は入力フォームの離脱率の平均と計測方法で解説しています。

導入後の効果の測り方

EFOツールの効果は、導入前後の比較ではなく、同じ期間にEFOあり・なしを出し分けて比べるのが確実です。導入前後の比較だと、広告の配信やセール、季節の影響が混ざり、EFOの効果だけを取り出せません。

  1. 導入前に基準を取る: フォームの入力開始数・送信完了数・完了率を、最低2〜4週間分記録しておきます
  2. A/Bテストで出し分ける: Gyro-n EFO やエフトラEFO のように、EFOあり・なしを比べる機能があるツールなら、その機能を使います
  3. 項目別に見直す: 離脱の多い項目・エラーの多い項目を確認し、項目の削除や入力例の追加などを繰り返します
  4. 完了率だけでなく件数で判断する: 完了率が上がっても、入力を始める人が減っていれば成果は増えていません。月額費用と増えた件数を比べて、続けるかを決めます

最低契約期間が6ヶ月のツールでは、この検証を契約期間内に終えられるよう、導入初月から計測の設計をしておきましょう。

EFOで防げない離脱は「呼び戻す」で補う

EFOツールが減らせるのは、入力の手間やミスが原因の離脱です。送料や価格を見て迷った人、「今はまだ買わない」と判断した人は、フォームを使いやすくしても戻ってきません。離脱の理由ごとにEFOで減らせるかどうかは、EFOツールとフォーム離脱リカバリーの違いで調査データをもとに整理しています。

EFOツールの多くにある「離脱ブロック」も、離れようとした瞬間に確認ダイアログを出す機能で、閉じられてしまえばそれ以上は働きません。離れる前にもうひと押ししたい場合は、離脱防止ポップアップの効果とツール比較で紹介しているポップアップツールが選択肢になります。

それでも離脱した人には、離脱した後に連絡する「呼び戻す」施策を重ねます。入力フォームでメールアドレスや電話番号まで入力していれば、離脱した後でも再訪を促せます。Shopifyやecforceなどのカートシステムにはカゴ落ちメールの機能を持つものがあり、まずは標準機能から始められます。

メールは開封されないまま埋もれやすいため、電話番号あてのSMSで呼び戻すツールも選択肢に入ります。たとえば OKAERI は、フォームの途中で離脱した人にSMSとメールで再訪を促す国産ツールで、LP一体型フォームの単品通販にも対応しています。料金は成果報酬型ではなく定額+配信数に応じた従量課金のため、呼び戻しの件数が増えても手数料が売上に比例して膨らみません。

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呼び戻しが届くのは、連絡先を入力した後に離脱した人だけです。入力の途中で離れる人をEFOで減らし、それでも離れた人をメール・SMSで呼び戻すと、フォームの離脱に二段構えで対応できます。

よくある質問(FAQ)

EFOツールの料金相場はどのくらいですか?

公式サイトで料金を公開しているタグ型のEFOツールでは、月額9,800円(GORILLA EFO)から55,000円〜(エフトラEFO)まで幅があります。これに初期費用がかかる製品が多く、最低契約期間が6ヶ月以上のものも多いため、月額だけでなく「初期費用+最低契約期間分の月額」で比べるのがおすすめです。料金は2026年9月17日時点の公式サイトの記載です。

無料で使えるEFOツールはありますか?

SiTest には月額0円のフリープランがあり、月間3,000PV・1ドメインまで、EFOを含む全機能を期間制限なく使えます。Gyro-n EFO には1ヶ月の無料トライアルがあります。フォームを新しく作るなら、formrun の FREE プラン(1フォーム・月30回答まで)も選択肢です。

EFOツールとフォーム作成ツールは何が違いますか?

EFOツール(タグ型)は、今あるフォームにタグを貼って入力支援の機能を足すツールです。フォーム作成ツールは、ツール上でフォームそのものを作るツールで、入力支援の機能を組み込めるものもあります。今のフォームを残したいならタグ型、フォームを作り直すならフォーム作成ツールが向いています。

ShopifyのチェックアウトにEFOツールは入れられますか?

入れられません。Shopify の購入手続き画面は、Shopify が用意した拡張の枠組みでしか変更できず、拡張機能から購入手続き画面の HTML にはアクセスできないため、既存フォームにタグを貼って動くタグ型EFOツールは動作しません。問い合わせや会員登録など、ストア側で用意したフォームには導入できる場合があります。

EFOツールの効果はどうやって確かめればよいですか?

導入前後の比較ではなく、同じ期間にEFOあり・なしを出し分けるA/Bテストで比べるのが確実です。あわせて、完了率だけでなく送信完了の件数と月額費用を比べて、続けるかを判断します。Gyro-n EFO やエフトラEFO には、EFOあり・なしを比べる機能があります。

まとめ

EFOツールを選ぶときは、機能の数より先に、タグ型かフォーム作成型か、自社のフォームやカートにタグを入れられるかを確認しましょう。そのうえで、課金単位・最低契約期間・無料で試せるかを比べると、候補を絞り込めます。

  • 費用を抑えて始めたい: GORILLA EFO(月9,800円)、Gyro-n EFO(1ヶ月の無料トライアル)
  • まず無料で試したい: SiTest のフリープラン
  • ECのカートで使いたい: カート連携を公式に載せている EFO CUBE・EFOcats を中心に、対応状況を確認する
  • 設定や改善を任せたい: エフトラEFO の設定代行、フォームアシスト
  • フォームを作り直したい: formrun

導入後はA/Bテストで効果を確かめ、EFOで防げない離脱には、メールやSMSで呼び戻す施策を重ねます。自社フォームの離脱率の測り方は入力フォームの離脱率の平均と計測方法で、打ち手ごとの全体像はフォーム離脱の対策まとめでまとめています。