「フォーム離脱の対策」を調べると、EFOツール、離脱防止ポップアップ、カゴ落ちメールと、いろいろな打ち手が出てきます。ところが、それぞれの打ち手が「誰に届いて、誰に届かないか」を並べて整理した記事はほとんどありません。その結果、EFOを入れたのに離脱が減らない、ポップアップを出しても閉じられて終わる、という状態になりがちです。
この記事では、フォーム離脱の対策を「入力中に防ぐ」「離脱の直前に引き止める」「離脱した後に呼び戻す」の3段階に分け、段階ごとに届く相手、ツールの種類と料金の目安、ツールが要らないケースを整理します。 Shopifyやecforceなどカートシステムの標準のカゴ落ちメールで足りる範囲と、サイトの型ごとの組み合わせ方もまとめました。LP一体型フォームやECサイトの離脱対策を検討しているマーケ担当の方を想定しています。
結論サマリー
- フォーム離脱の対策は3段階で考える: 入力の手間を減らして防ぐ(EFO)、離れようとした瞬間に引き止める(離脱防止ポップアップ・Web接客)、離れた後に呼び戻す(SMS・メール)の3つです
- 3つは互いの代わりにならない: EFOとポップアップが届くのはページを見ている人だけ、呼び戻しが届くのは連絡先を入力し終えた人だけです。届く相手が重ならないので、足りない段階を埋める考え方で選びます
- 最初にやるのはツール選びではなく計測: 入力を始めた人の約48%が送信せずに離れるという調査がありますが、どの項目で離れているかはサイトごとに違います。離脱の位置が分かれば、どの段階に手を打つかが決まります
- 無料でできる対策が先: 入力項目を減らす、氏名と連絡先をフォームの前半に置く、の2つはツールなしで今日からできます
- カートの標準機能で足りるケースもある: Shopifyはチェックアウトでメールアドレスを入力した人に、標準で離脱メールを送れます。ecforceにも月額1万円(税別)のカゴ落ちメール機能があります
- LP一体型フォームは「呼び戻す」が空白になりやすい: 初めての購入者が多く会員情報がないため、カートのカゴ落ちメールが届かない人が残ります
フォーム離脱とは?カゴ落ちとの違いと離脱率の目安
フォーム離脱とは、申し込みや購入のフォームに入力を始めた人が、送信を完了しないままページを離れることです。商品ページを見ただけで帰った人は含みません。一度は申し込もうとした人を取りこぼしている状態なので、対策したときの伸びしろが大きい領域です。
似た言葉に「カゴ落ち」があります。どちらもほぼ同じ現象を指しますが、使われる場面が少し違います。
| 呼び方 | 主に指している状態 | よく使われるサイト |
|---|---|---|
| カゴ落ち | カートに商品を入れた後、購入を完了せずに離れる | カート型のECサイト |
| フォーム離脱 | 申し込みフォームの入力を途中でやめて離れる | 単品通販のLP一体型フォーム、資料請求・予約フォーム |
LPの下に申し込みフォームを置く単品通販では、どちらの言葉も使われています。呼び方より、どの地点で離れているかを見る方が対策につながります。
入力を始めた人の約5割が送信せずに離れる
英国のフォーム分析ツール Zuko が約9,300万セッションを集計した業種別ベンチマークでは、フォームの入力を始めた人のうち送信まで進んだのは51.71%でした。約48%が入力の途中で離れていることになります。よく目にする「カゴ落ち率7割」は Baymard Institute がまとめたカート放棄率(70.22%)で、分母が違う別の数字です。
数字の出典と、GA4で自社のフォーム離脱率を計測する方法は入力フォームの離脱率の平均と計測方法で解説しています。
離脱が起きる3つの地点
- 入力前: フォームまでスクロールしたが、1文字も入力せずに離れる
- 入力の途中: 氏名や連絡先までは入力したが、住所や決済情報の途中でやめる
- 確認画面: 送信ボタンを押す直前で止まる
2と3まで進んだ人は、すでに電話番号やメールアドレスを入力し終えている可能性があります。この違いが、どの対策が届くかを分けます。
フォーム離脱の対策は3段階:届く相手とツールの一覧

フォーム離脱の対策は、効くタイミングで3つに分けられます。段階ごとに届く相手が違うため、どれか1つを選ぶのではなく、自社に足りない段階を埋めると考えてください。
| 段階 | 効くタイミング | 届く相手 | 届かない相手 | 主な手段 |
|---|---|---|---|---|
| ① 防ぐ | 入力している最中 | 入力を続けている人 | 入力の手間と関係ない理由で離れる人 | EFOツール、入力項目の削減 |
| ② 引き止める | 離れようとした瞬間 | 離脱しそうな動きをした、まだページにいる人 | すでにページを閉じた人、ポップアップを閉じた人 | 離脱防止ポップアップ、Web接客ツール |
| ③ 呼び戻す | 離れた後 | 電話番号かメールアドレスを入力し終えた人 | 連絡先を入力する前に離れた人 | カートのカゴ落ちメール、フォーム離脱リカバリーツール(SMS・メール) |
①と②は、相手がページを見ている間しか働きません。ページを閉じた人に届くのは③だけです。反対に③は、連絡先を入力していない人には何もできません。
ツールを選ぶ目線で並べると、次のようになります。料金はこのメディアで比較した各ツールの公式サイトの記載をもとにした目安です。
| 段階 | ツールの種類 | 料金の目安 | 無料で試す方法 | 導入の手間 |
|---|---|---|---|---|
| ① 防ぐ | タグ型EFOツール | 月額9,800円〜5万円台。最低契約期間6ヶ月が多い | 一部のツールにフリープラン・トライアル | フォームのページにタグを設置。カートによっては設置できない |
| ① 防ぐ | フォーム作成型ツール | 無料プランあり。有料は月額数千円〜1万円台(formrun の場合) | 無料プランがあるものが多い | フォームを作り直す |
| ② 引き止める | ポップアップ専用ツール | 無料プランあり。有料は月額数千円程度から | 無料プランがあるものが多い | タグを設置し、表示条件を設定 |
| ② 引き止める | Web接客ツール | 月額1万円前後〜数万円。要問い合わせも多い | 無料プランは一部のみ | タグ設置に加え、シナリオの設計が要る |
| ③ 呼び戻す | カートの標準機能・オプション | 標準機能、または月額のオプション | 標準機能ならすぐ使える | 管理画面で設定 |
| ③ 呼び戻す | フォーム離脱リカバリーツール | 成果報酬型、または定額+従量型 | ツールによる | タグ設置に加え、配信を止める条件と同意の取り方を決める |
※ 2026年9月時点の各社公式サイトの記載より。詳しい料金は各段階の比較記事を参照してください
① 入力中に防ぐ:EFOツール
EFO(Entry Form Optimization・入力フォーム最適化)は、フォームを入力しやすくして、途中でやめる人を減らす対策です。代表的な機能は次のとおりです。
- 郵便番号からの住所の自動入力、ふりがなの自動入力
- 全角・半角やハイフンの自動変換
- 入力ミスを送信後ではなく、入力中にその場で知らせる
- 項目ごとの離脱率の計測
入力の手間が減れば離脱する人そのものが減り、後の段階で対応する人数も少なくなります。3つの中で最初に手をつける段階です。
EFOツールは「タグ型」か「フォーム作成型」かで選ぶ
EFOツールは、今あるフォームにタグを貼って入力支援を足す「タグ型」と、ツールの管理画面でフォームを作り直す「フォーム作成型」に分かれます。公式サイトで料金を公開しているタグ型は、月額9,800円から5万円台までで、最低契約期間が6ヶ月のものが多く見られます。
注意したいのは、ECサイトの購入手続き画面にはタグを貼れないことがある点です。Shopifyは購入手続き画面のHTMLを自由に編集できない仕組みになっており、既存のフォームにタグを貼るタイプのEFOツールは入りません。ASPカートを「導入できない環境」としているEFOツールもあります。
製品ごとの料金・最低契約期間・カート対応はEFOツールおすすめ8選で比較しています。
EFOで防げない離脱
Baymard Institute の調査では、カゴ落ちした米国の買い物客の42%が「見ていただけ・まだ買う気がなかった」と答えています。それ以外の理由で最も多いのは「送料などの追加費用が高い」(40%)で、「購入手続きが長い・複雑」は17%です。フォームの使いにくさが理由ではない離脱は、EFOをどれだけ入れても戻りません。 EFOと、離脱した後に呼び戻す仕組みの違いはEFOツールとフォーム離脱リカバリーの違いで詳しく解説しています。
② 離脱の直前に引き止める:離脱防止ポップアップ・Web接客
ページを離れようとする動きを検知して、ポップアップなどで引き止める対策です。「入力内容はまだ残っています」という一言や、送料・返品条件の案内など、迷っている人の最後のひと押しになります。
PCとスマホで、離脱の検知のしかたが違う
PCでは、マウスカーソルが画面の上端から出る動き(タブを閉じる・URL欄へ向かう)で離脱を検知するのが一般的です。スマホにはカーソルがないため、素早い上スクロールや一定時間の無操作などから「離脱しそう」を推定します。ツールによっては、離脱時の表示がPCのみ対応のものもあります。スマホからの流入が多いサイトは、スマホで何を検知して表示できるかを先に確認してください。
出しすぎと「戻る」の横取りは避ける
Googleは、コンテンツを覆う煩わしいインタースティシャル(全画面の広告や案内)を避けるよう案内しています。また、ブラウザの「戻る」操作を妨げて別の画面を見せる手法は、2026年にスパムポリシーの対象と明示されました。表示は「入力を始めた人に、1回の訪問で1度だけ」と条件を絞るのが基本です。
ポップアップの効果のデータ、スマホでの検知方法、主要ツールの料金は離脱防止ポップアップの効果とツール比較で比べています。
ポップアップが届かない相手
ポップアップはページを閉じた人には表示できず、閉じられた時点で相手との接点が切れます。スマホでは、別のアプリに切り替えてそのまま戻らない離れ方が多く、表示の機会すらないこともあります。ここで取りこぼした人に届くのが、次の③です。
③ 離脱した後に呼び戻す:カゴ落ちメールとリカバリーツール

入力の途中で離れた人に、あとからSMSやメールで「お手続きが完了していません」と知らせ、フォームへ戻ってもらう対策です。ページを閉じた人に届く唯一の段階ですが、連絡先を入力し終えた人にしか送れません。SMS・メール以外のLINE・電話・Webプッシュ通知・リターゲティング広告も含めた手段ごとの違いは、カゴ落ち対策の呼び戻し手段の比較でまとめています。
まずカートの標準機能で足りるかを確認する
主要なカートシステムには、離脱した人にメールやSMSを送る機能が標準またはオプションで用意されています。
| カート | 機能 | 対象になる人 | 費用 |
|---|---|---|---|
| Shopify | 放棄されたチェックアウトの自動メール | チェックアウトでメールアドレスを入力してから10分以上、購入を完了していない人 | 標準機能 |
| ecforce | カゴ落ちメール機能(確認画面離脱のメール、LPフォームの入力画面離脱のSMS) | メール:確認画面まで進んだ人(SHOPの会員はカートに商品を追加した時点から)。SMS:LPフォームで電話番号を入力した後に離れた、ログインしていない人 | オプション 月額1万円(税別・リリース時の案内)。SMSはTwilioの利用設定とSMS会員認証オプションが別途必要 |
※ Shopify ヘルプセンター、ecforce 公式リリース・サポートサイトの記載より(2026年9月17日確認)
Shopifyでは、チェックアウトでお客様が電話番号を選んで入力した場合、このメールは送れません。ecforceは、LPフォームの入力途中で電話番号を入力して離れた人にSMSを送る設定があります。カート型のECサイトで、離脱の多くが購入手続き画面に進んだ後に起きていて、メールで十分なら、まず標準機能を設定するのが最も早くて安上がりです。Shopifyの設定手順とできないことはShopifyのカゴ落ち対策で解説しています。標準機能で送るメールの件名と本文は、カゴ落ちメールの例文集を参考に書き換えられます。
標準機能では届かない相手
一方で、次のような場合は標準機能だけでは届かない人が残ります。
- LP一体型フォームの単品通販: 商品を選ぶ画面と入力フォームが同じページにあり、「購入手続き画面まで進む」という段階を踏まずに離れる人がいます。訪れる人の多くが初めての購入者で、会員情報もありません。ecforceのようにLPフォームの入力途中の離脱にSMSを送れるカートもありますが、追加のオプションや外部サービスとの連携が必要です
- SMSで送りたい: 単品通販の申し込みフォームは電話番号が必須のことが多く、メールよりSMSの方が届く人の割合が高くなります
- 申し込み・資料請求フォーム: カートを使わないフォームには、カゴ落ちメールの仕組みそのものがありません
こうした場合は、送信前のフォームに入力された電話番号やメールアドレスを使う、フォーム離脱リカバリーツールが選択肢になります。
フォーム離脱リカバリーツールで確認すること
リカバリーツールは、仕組みが似ていても次の点で違いが出ます。
- 離脱をどう検知するか: 送信前の入力内容を読み取るタイプか、カートの購入手続きのデータを使うタイプか
- 料金体系: 呼び戻せた件数に応じて課金する成果報酬型か、配信した通数に応じて増える定額+従量型か。呼び戻しの件数が増えるほど、費用の差が開きます
- 配信を止める条件: 購入や申し込みを済ませた人に「お手続きが完了していません」と届かないよう、完了をどう検知するか
- 同意の取り方: 総務省は、SMSも特定電子メール法の「電子メール」の通信方式の一つとしています。フォームでの伝え方と文面は導入前に決めておきます
6つの確認ポイントと、ツールが要らないケースはフォーム離脱リカバリーツールの選び方で詳しく解説しています。
ツールを入れる前に、無料でできるフォーム離脱対策
どの段階のツールを選ぶにしても、先にやっておくと効果が上がる対策があります。いずれも費用はかかりません。
- 入力項目を必要最小限にする: 任意項目を削る、生年月日やアンケートを購入後に回す。①の「防ぐ」そのものです
- 氏名と連絡先をフォームの前半に置く: 連絡先が後半にあると、途中で離れた人のうち③で連絡できる人が減ります。並び順を変えるだけで、呼び戻せる人数が変わります
- 会員登録を必須にしない: ゲスト購入を選べるようにします。Baymard Institute の調査でも「アカウントの作成を求められた」は離脱理由の上位です
- 項目ごとの離脱を計測する: どの項目で離れているかが分からないと、①〜③のどこに手を打つかを決められません
サイトの型別:フォーム離脱対策の組み合わせ方
届く相手が段階ごとに違うため、サイトの型によって優先する段階が変わります。
| サイトの型 | 離脱が起きやすい場所 | 優先する段階 | 組み合わせの例 |
|---|---|---|---|
| カート型のECサイト(Shopify など) | 購入手続き画面 | ③(標準機能)→ ① | カートの標準のカゴ落ちメールを設定し、カートが対応していればEFOで購入手続きの入力を減らす |
| LP一体型フォームの単品通販 | LP内の申し込みフォーム | ① → ③(リカバリーツール) | タグ型EFOで入力の手間を減らし、連絡先の入力後に離れた人をSMS・メールで呼び戻す |
| 資料請求・予約などの申し込みフォーム | 項目の多いフォーム | ① → ② | 項目を減らしてEFOを入れ、入力を始めた人の離脱時に一度だけポップアップを出す |
| スマホからの流入が大半のサイト | アプリの切り替え・戻る操作 | ① → ③ | スマホのキーボード最適化などで入力を楽にし、ポップアップが出せずに離れた人を③で拾う |
着手の順番
- 計測する: GA4などで項目ごとの離脱と、デバイス別の離脱を把握する
- 無料の対策をする: 項目を減らし、連絡先を前半に置く
- 離脱の位置に合わせてツールを入れる: 入力の手間で離れているなら①、ページを閉じる前に迷っているなら②、連絡先の入力後に離れているなら③
- 足りない段階を足す: 1つの段階を入れて頭打ちになったら、届いていない相手に効く段階を重ねる
判断に迷うときは、「離れた人のうち、何人が連絡先を入力し終えているか」を見てください。この割合が高いほど③の効果が大きく、低いほど①②を先に進める方が効きます。
LP一体型フォームの「呼び戻す」を選ぶなら
LP一体型フォームの単品通販では、①と②は導入済みでも、③が手つかずのまま残っていることがよくあります。カートのカゴ落ちメールでは届かない、初めての購入者の離脱を拾う必要があるためです。LP一体型フォームにしても残る離脱の種類と、カートごとにできることはLP一体型フォームの離脱対策で整理しています。
国産ツールでは、たとえば OKAERI が、フォームの途中で離脱した人に SMS とメールで再訪を促す仕組みを提供しています。送信前の入力内容を読み取るタグ型で、成果報酬型ではなく定額+配信数に応じた従量課金のため、呼び戻しの件数が増えても手数料が売上に比例して膨らみません。初期費用は0円で、無料プランがあり、有料プランは月額9,800円(税別)からです。
一方で、LINE での配信には対応しておらず、カートのAPI・Webhookとの連携は月額49,800円(税別)以上のプランに限られます。購入の完了をカート側のデータで確実に検知したい場合は、どのプランが必要かを先に確認してください。
よくある質問(FAQ)
フォーム離脱の対策は何から始めればよいですか?
まず項目ごとの離脱を計測し、どこで離れているかを把握します。そのうえで、入力項目を減らす・氏名と連絡先をフォームの前半に置く、というツールなしでできる対策から始めます。ツールは、入力の手間で離れているならEFO、離れる直前に迷っているなら離脱防止ポップアップ、連絡先の入力後に離れているならSMS・メールでの呼び戻し、と離脱の位置に合わせて選びます。
EFOツールを入れれば、フォーム離脱対策は十分ですか?
十分ではありません。EFOが減らせるのは、入力の手間やミスが理由の離脱です。まだ買う気がなかった、送料が高かった、といった理由で離れた人は、フォームを改善しても戻りません。ページを閉じた人に届くのは、SMSやメールで連絡する「呼び戻す」対策だけです。
カゴ落ち対策とフォーム離脱対策は同じですか?
ほぼ同じ現象への対策ですが、使える手段が少し違います。カート型のECサイトでは、カートの標準機能のカゴ落ちメールで、購入手続き画面まで進んだ人や会員に連絡できます。LP一体型フォームや申し込みフォームでは、会員情報がなく、購入手続き画面という段階もないため、送信前のフォームの入力内容を使う仕組みが必要になります。
フォーム離脱対策のツールの費用はどのくらいですか?
段階とツールの種類によって違います。タグ型のEFOツールは月額9,800円から5万円台で、最低契約期間6ヶ月が多く見られます。離脱防止ポップアップは無料プランのあるツールが多く、Web接客ツールは月額数万円からが中心です。呼び戻しは、カートの標準機能なら追加費用なし、フォーム離脱リカバリーツールは成果報酬型か定額+従量型です。
スマホのフォーム離脱にはどう対策すればよいですか?
入力の負担を減らす対策を優先します。スマホのキーボードを項目に合わせて切り替える、住所を自動入力する、項目を減らす、などです。スマホではカーソルがなく、離脱防止ポップアップの検知がPCより難しいため、別のアプリに切り替えて戻らない人には、連絡先の入力後にSMSやメールで呼び戻す対策を重ねます。
まとめ
フォーム離脱の対策は、入力中に防ぐ(EFO)・離脱の直前に引き止める(ポップアップ・Web接客)・離脱した後に呼び戻す(SMS・メール)の3段階に分けると、自社に足りない打ち手が見えます。3つは届く相手が違い、互いの代わりにはなりません。
進め方は、項目ごとの離脱を計測し、入力項目の削減と連絡先を前半に置く対策をしてから、離脱の位置に合わせてツールを選ぶ順番です。カート型のECサイトはカートの標準機能から、LP一体型フォームの単品通販は、カゴ落ちメールで届かない相手を拾う「呼び戻す」まで含めて検討してください。
段階ごとのツールは、次の記事で比べています。
- ① 防ぐ:EFOツールおすすめ8選
- ② 引き止める:離脱防止ポップアップの効果とツール比較
- ③ 呼び戻す:フォーム離脱リカバリーツールの選び方


